ペットの里親募集情報サイト「ペットのおうち」が、掲載者側の設定で、里親応募者と英語でやりとりをすることが可能であることを表記できる、英語対応の項目を追加したことを2022年05月26日に発表しました。
上記サイト内のお知らせでは
「英語対応」可の里親募集が多ければ、今後「ペットのおうち」サービス全体の英語化を段階的に実施いたします。
とのことです。
出入国在留管理庁の令和3年6月時点での調べによると、外国人永住者の数は817,805人に及びます。多くの方が長期的に日本に滞在しており日本語が流暢な方もいれば、お仕事や家庭の環境などから日本語学習を必要とせず、英語を媒介語として暮らしている方も多いと思います。
日本に暮らし、里親として保護犬や保護猫を迎え入れたいと真剣に考える方が、言葉のバリアで諦めなくてはならないのは悔しいことです。
里親募集の取り組みを多言語対応可能にすることで保護犬・保護猫たちが1匹でも多く、幸せな家庭と出会えるようになるということは、とても素晴らしい取り組みだと思います。

Eriko
私の友人夫妻は日本語を話しませんが、12年前に日本のシェルターから迎え入れたわんこと東京で暮らし、先日その子を看取りました。日本語話者ではないことで、近所とのコミュニケーションや、獣医さんとのやりとりに苦戦していたようで、近くに住む友人などに手伝ってもらっていたようです。
日本語を話さない方の場合、迎え入れたその後の生活にも、語学に長けた方などが何かお手伝い(ボランティア)できる余地があるように感じました。
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